上田市の市街地にある昭和60年代に建設した賃貸アパートがありました。一つの階に2DK8室2階立て、全部で16室の賃貸アパートでありました。
簡易水洗を水洗便所にしたり、普通のバスをユニットバスにしたり、その後修繕費がかかった為に借入金が今だ4200万円ありまして、築年数が大変古くなり空き室が多くなり困ったオーナーから相談を受けました。
昭和61年に建設
借入金残額4200万円
家賃収入万円600万円
借入金が多くて築年数が古くて修繕費が嵩み賃貸アパートの経営は大変赤字である点等を鑑みて、任意売却を勧めました。
固定資産税もかかり、今後修繕費はさらにかかることや、近くに新しいアパートが毎年何棟か建設されて競争力が大変落ちている事等を説明し任意売却を決定致しました。
任意売却のポイント
@ 現状のままで入居者が入っている状況のままで売却する
A なるべくペット可等にしてもいいので、入居者を入れて空き室をすくなくする。
B 清掃をきちんとして、雲の巣は取り、ポストのチラシ等は常に処分する見た目をよくする。
C 建物を取り壊して、更地にして土地を明け渡すという方法での売却はしない。
D 錆びた手すり等は、オーナー自らペンキ塗り等をしてもらい、費用のかからないようなかたちで見た目をよくする工夫をしてもらう。
E 入居者に協力をいただき、外にタイヤやビール瓶の空きケースやゴミ等を置かないようにして頂く。